見にきてくれてありがとうございます。
最近、娘がある好きなことをしていた時に悲しくて泣いてしまいました。
(娘が詳しくは言わないでと言ってたので伏せます笑)
私が、◯◯(ある好きなこと)好き?と聞いたら
「好きだけど、悲しい気持ちになっちゃう・・・」
と言っていて、後ろ向きな印象を持っていました。
目次
『インサイド・ヘッド』を娘と見る
娘が「悲しい」という気持ちに否定的になっていたので、Disney+で一緒に『インサイド・ヘッド』を見ることにしました。
実は、私『インサイド・ヘッド』そんなに好きじゃなかったんです。
キャラクターがちょっと地味?で愛着が持てなかったので。
でも、カナシミがとても重要なキャラクターであることを思い出したので再度見ることに。
久しぶりに見たら、感動して泣きました😢
なぜ私は『インサイド・ヘッド』好きじゃなかったんだ!と!
映画上映中寝てただろ!
カナシミはなぜ必要なのか
※『インサイド・ヘッド』のネタバレを含むので注意
最初に、カナシミが喜びの黄色い思い出に触ると悲しみの青い思い出に変わってしまいます。
これは悲しみが触ると全て青色に変わってしまうわけではないと思うんです。
司令部は、感情を外に表現する場所であって、カナシミ自体はずっとライリーの中に存在します。
ヨロコビによって装置に触るのを邪魔されたり、円の中に閉じ込められたことで、
悲しいという気持ちがどんどんライリーの中でだけ大きくなって溜まっていったことにより、
カナシミの影響力が他の思い出にまで反映してしまった。
ということなのかなと感じました。
また、楽しい思い出だからこそ、今会えない友達や素敵なミネソタの思い出が悲しく感じる。
だからこそヨロコビの思い出はどんどん青く染まっていったのかなとおもいました。
人生のヨロコビだからこそ失った時のカナシミがある。
最後にライリーは悲しいという気持ちを表現することで、
両親が自分の気持ちに共感してくれ、理解してくれるきっかけになります。
カナシミを分かち合って絆を深める。
悲しいという気持ちは誰かの心に寄り添う為に必要な感情。
喜びはビンボンが泣いている時、笑わせたり、ポジティブな言葉で頑張って励まそうとしましたが、うまくいきませんでした。
私もやってしまうことがあります。
悲しい時に、「元気だしなよ!」「でもさ、こういう見方もできるよ!」
とか言ったり、その人を励まそうと色々お節介なことをするけど、相手には響いていない。
人は悲しみに共感してくれたことで元気が出たり、愛を感じたりしますよね。
悲しむことで、ビンボンの気持ちは晴れて、ライリーの幸せのためにまた歩き出します。
カナシミはポジティブな気持ちにもつながる感情でもあるのです。
最後に
娘は、ビンボンのシーンでまた悲しくなって泣いてしまいました😓
まだ、カナシミがなんで必要かはちゃんとは理解できていないようでしたが、
なんとなくふわっとでも伝われば良いかなと思います。
娘も、「もう一回泣きたいから〇〇する」と、変な方向にポジティブになっていました笑
『インサイド・ヘッド』みなさんももう一度見ると、1度目とは違う印象を持つかもしれません。
また、私は竹内結子さんがとても好きだったので、この声が、この人の素敵な演技がもう見られないんだなと寂しい気持ちになりました。
また『インサイド・ヘッド』であなたを思い出します。
ではまた更新します。