シングルマザー あの夏のルカを見る

見にきてくれてありがとうございます。

 

6月18日から、ディズニープラスで『あの夏のルカ』の配信がスタートしました。

https://disneyplus.disney.co.jp

ネタバレを含みますのでご注意下さい。

 

あらすじ

舞台はイタリアポルトロッソ。
そこの住人たちはシー・モンスターを恐れ、シー・モンスターも人間を恐れていた。
シー・モンスターは体が乾くと人間の姿になり、少しでも水に濡れると濡れた部分が、シー・モンスターの体に戻るという性質を持っていた。
シー・モンスターの少年ルカは、人間の世界への憧れを持っており、
母親に隠れて、海岸で暮らすシー・モンスターの友人のアルベルトと共に人間の姿で、憧れの乗り物「ベスパ」を作って遊んでいた。
ある日、陸に上がっていたことがバレてしまい家出を決意。アルベルトと共に人間の姿で港町に向かう。
そこで少女ジュリアと出会い、「ポルトロッソカップ」というトライアスロン形式のレースが開催されていることを知る。
ルカとアルベルトはレースの優勝賞金で憧れの「ベスパ」を買うため、ジュリアと共にレースに参加することを決める。

 

ルカの母 と ジュリアの母

最初に出てきたルカの両親をみて、出ました!ディズニーお得意の問題のある両親!

と思いました。笑

母親は子供が心配で色んなことを制限し、

それには無関心で、自分のことに夢中な父親。

海外でも日本でも同じようなもんなんだな〜と感じました。

 

ルカの母親は、過保護でルカが陸に上がったのを知って、深海に連れて行こうとします。

少しでも危険から遠ざけたいという気持ちは痛いほどわかります。

でもやり過ぎ ってことは映像にしてみればわかるんですが、自分ではなかなか気づけないですよね。

私も娘が小学校に上がることが心配でたまりません。

いじめられないかな、友達できるかな、勉強はついていけるかな など。

もういっそ自宅学習にしたい!と脳裏によぎることもあります。

でも、自分で生きていくために、親の見えないところで成長していく必要がある。

いつまでも目に届く範囲にいてほしいけど。

 

ジュリアの母親は、作中では登場せず、エンドロールでちらっと登場します。

ジュリアとジュリアの母親は普段一緒に暮らしていて、夏休みの間だけジュリアは父親と一緒に暮らします。

どうして別々に暮らしているかはわかりませんが、ジュリアを1人で電車に乗せて父親のところまで行かせているところや、ルカのことも受け入れてくれているところを見ると

色んなことに寛容な性格なのかなと感じました。

 

ずっとルカを見張っていたいルカの母親と

作中には出てこないジュリアの母親とですごい大きな対比が描かれているなと感じました。

 

おばあちゃんの名台詞

ルカのおばあちゃんが

「あの子を受け入れない者はいる。でも、受け入れてくれる者もいる。ルカはもうちゃんと見つけてるよ。」

というセリフが最後にあります。

先日ジェンダーについて少し触れましたが、(シングルマザー 娘に結婚相手が現れる

まさにその通りだなと思いました。

どうしても受け入れられないという人もいると思います。

でも、受け入れられる人も沢山いる。

最初から諦めて閉じこもらずに、新たな世界で受け入れてくれる人を探せばいい。

自らの多様性を受け入れてもらうには、相手の受け入れられないという多様性も自分が受け入れらなければならない。

 

ルカのおばあちゃんのこの最後のセリフは今の多様性の社会にまさにぴったりくる言葉だなと感じました。

 

最後に

『あの夏のルカ』を見たちょうど次の日に街で「ベスパ」を見かけて娘と大興奮でした!

本当にあるんだねと!笑

『あの夏のルカ』は結構笑いどころもたくさんあって面白かったです。

ルカの母親が、ルカを探して街の子供たちに水をかけまくるシーンは自分が水をかけられた子供の親だったらブチギレるなと思いました笑

また、エンドロールではルカたちのその後が描かれているのでぜひチェックしてほしいです!

この部分、すごくジブリっぽいなと思いました。

監督がジブリが好きで、「ポルトロッソ」という地名も紅の豚の主人公「ポルコ・ロッソ」からきているとのこと!

私はわかりませんでしたが、水しぶきとかもジブリを参考にしているようですよ!

ルカたちの鱗のはためく感じがとても好き。

 

ではまた更新します。

 

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